氷上の格闘技とも言われるアイスホッケー。
今回は平昌オリンピックで開催されるアイスホッケーの放送日程、日本代表選手、メダルの可能性など気になる情報を紹介していこうと思います。
アイスホッケーの種目とは?
冬季五輪で、日本で最も人気ある競技がフィギュアスケートで異論はないでしょう。
しかし、世界的に見ると中でもアメリカやカナダ、そして北欧などの男性ファンでは圧倒的にアイスホッケーが一番人気なのです。
例えるなら、夏季五輪のサッカーや男子100m的な競技だと思って下さい。
基本的には自由なスポーツで、他のスポーツなら反則になる事も、アイスホッケーではOKとなります。その迫力やラフプレイなども含めてが、アイスホッケーの醍醐味なのです。
種目一覧
男子
- 予選リーグ
- 決勝トーナメント
女子
- 予選リーグ
- 決勝トーナメント
以上の計2種目
アイスホッケーの放送日程
試合日程
2018年2月10日~25日
放送予定
2月10日(土)16時30分~18時45分【NHK】
女子予選リーグB
日本vsスウェーデン(生放送)
2月10日(土)16時30分~19時00分【TBS】
女子予選リーグB
日本vsスウェーデン(生放送)
キャスター:中居正広・高橋尚子
2月10日(土)16時30分~【NHK-BS】
女子予選リーグB
スイスvs韓国(生放送)
2月12日(月)16時30分~18時45分【NHK】
女子予選リーグB
日本vsスイス(生放送)
2月12日(月)16時30分~19時00分【TBS】
女子予選リーグB
日本vsスイス(生放送)
キャスター:中居正広・高橋尚子
2月13日(火)0時30分~1時50分【NHK-BS】
女子予選リーグB
スウェーデンvs韓国(録画)
2月13日(火)16時30分~19時【NHK-BS】
女子予選リーグA
カナダvsフィンランド(生放送)
2月14日(水)12時~14時30分【NHK-BS】
女子予選
スウェーデンvsスイス(生放送)
2月14日(水)16時30分~19時【NHK-BS】
女子予選リーグB
日本vs韓国(生放送)
2月14日(水)16時30分~19時【日テレ】
女子予選リーグB
日本vs韓国(生放送)
キャスター:荒川静香・櫻井翔
2月15日(木)13時40分~15時40分【NHK-BS】
女子予選リーグA
アメリカvsカナダ(録画)
2月15日(木)16時30分~19時【NHK-BS】
女子予選リーグA
ロシアvsフィンランド(生放送)
2月16日(金)16時30分~19時【NHK-BS】
男子予選(生放送)
※カードは未定、発表され次第更新いたします。
2月17日(土)16時30分~19時【NHK-BS】
男子予選(生放送)
※カードは未定、発表され次第更新いたします。
2月18日(日)16時30分~19時50分【NHK-BS】
男子予選(生放送)
※カードは未定、発表され次第更新いたします。
※女子順位決定戦の場合あり。
2月19日(月)13時~15時30分【NHK-BS】
女子準決勝(生放送)
2月19日(月)22時~0時【NHK-BS】
女子準決勝(録画)
2月20日(火)16時30分~19時【NHK-BS】
女子順位決定戦(生放送)
2月22日(木)13時~16時【NHK-BS】
女子決勝(生放送)
2月23日(金)16時30分~19時【NHK-BS】
男子準決勝(生放送)
2月23日(金)21時~23時30分【NHK-BS】
男子準決勝(生放送)
2月24日(土)21時~0時【NHK-BS】
男子3位決定戦(生放送)
2月25日(日)13時05分~16時【NHK-BS】
男子決勝(生放送)
2月26日(月)0時~2時30分【NHK-BS】
男子決勝(録画)
現時点ではこの様になっていますが、女子日本代表が決勝トーナメントに進出すれば、間違いなくNHKや民放が試合を放送するでしょう。
日本チームの活躍を期待したいですね。
また、ケーブルテレビやネット配信のJ:COM(ジュピターテレコム)も放送する予定となっているので、こちらと契約すれば観戦可能です。
追記:放送予定が決定しましたので更新しました。
アイスホッケー日本代表のメンバーと注目選手
男子に関しては残念ながら、2016年9月に行われた平昌五輪出場をかけた予選で敗退し、本大会への出場を逃しています。
女子に関しては、アジア大会では優勝経験もあり、またアイスホッケの世界ランキングでは現在9位と調子が良いです。
以下のメンバーが正式な日本代表の23名です。
女子
藤本那菜、小西あかね、近藤真衣、小池詩織、床亜矢可、鈴木世奈、堀珠花、
細山田茜、竹内愛奈、志賀葵、米山知奈、足立友里恵、大澤ちほ、藤本もえこ、
床秦留可、浮田留衣、寺島奈穂、高涼風、獅子内美帆、久保英恵、岩原知美、
中村亜実、小野粧子
※男子:予選敗退、五輪本大会への出場逃す
この代表で注目選手はキャプテン・大澤ちほ選手です。
20代半ばというチームの平均的な年齢ですが、その存在感やチームを引っ張る力は、代表には欠かす事が出来ません。
彼女の活躍ぶりがチームの浮沈を握っています。
またFWでもあるので、彼女が得点する事で勢いに乗れます。
そして、キャプテン以上に活躍が期待できるのが、エースの久保英恵選手です。
年齢は34歳と既にベテランですが、その攻撃力と得点力は絶対エースと呼べる別格です。
平昌五輪の最終予選でも、強豪ドイツ相手に得点し勝利に貢献するなど、女子代表には彼女の存在を抜きにして語る事はできません。
大澤選手と久保選手に注目するだけでもアイスホッケーが楽しく観れますが、個人的にはGKの藤本那菜選手は、今回の冬季五輪日本選手団で一番美人だと思っているので、彼女にも注目する事でまた別角度から楽しみましょう。
アイスホッケーはメダルが狙えるのか? 注目すべきポイントとは!
今回の女子代表は、通称が「スマイルジャパン」です。
女性らしい可愛らしい笑顔を絶やさないチーム作りを意識した事で、このネーミングとなりました。チーム全員が試合後に笑顔で写っている写真がいくつもあるので、興味があるならネットからご覧になってみて下さい。
肝心の実力ですが、これが今回の冬季五輪の日本チームのダークホース的な存在だと個人的に思っています。
どうしてもメダルが期待されるフィギュアスケート等と比較して、報道量が少ない事で、女子のアイスホッケーも試合があるんだ? ぐらいの認識では、きっと後悔しますよ。
最近では、昨年12月の壮行試合では、世界的な強豪であるランキング4位のロシアに勝利するなど、上り調子となっています。
平昌五輪ではアイスホッケー女子は、全8ヵ国が4ヵ国ずつの2グループに分かれて予選リーグ戦となり、上位2チームの計4チームで決勝トーナメントとなります。
日本は世界ランキングからすると苦戦すると思われますが、予選リーグの対戦相手はスウェーデンとスイスと韓国です。
この内、スウェーデンとスイスは日本とほぼ実力が互角、韓国は大会開催国での出場なので実力は劣ります。
ですから、予選を突破する可能性は十分にあります。
壮行試合とは言え、ロシアを撃破した現在のスマイルジャパンなら、メダル獲得を十分に期待できるほどなのです。
最後に一言
アイスホッケーは別名「氷上の格闘技」と呼ばれています。
それ程ハードで危険が伴うスポーツです。
日本人の体格や国民性では、この様な激しいスポーツは向かない気がしていました。
それは男子が予選敗退した事実から、一層思っていたのですが、女子代表を調べるとその考えが誤りだと気が付かされました。
今回の代表はチームワークも良いですし、何よりも冬季五輪の全競技の中で、一番早く出場権を獲得したのが何を隠そうこのスマイルジャパンなのです。
その勢いが本大会でも持続すれば、本当に悲願のメダル獲得も現実味を増します。