こにゅうどうくんの組織票って不正なの?ネット(ツイッター)の反応

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色白の顔に坊主頭、長~く出した真っ赤な舌が特徴的な三重県四日市市のマスコットキャラクター「こにゅうどうくん」。

昨日インターネット投票が終了したゆるキャラグランプリ2018で、市が意図的に組織票を投じていたということが問題になっています。

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【ゆるきゃら】こにゅうどうくんのプロフィール

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こにゅうどうくんさん(@konyudoukun)がシェアした投稿

こにゅうどうくんは、三重県四日市市の市制100周年を記念して、1996年に生まれたゆるキャラで、お父さんは日本一大きいからくり人形の「大入道」という設定です。

特徴的な長い舌は、”伸ばしたいこと”を願いながらさわると願いが叶う(伸びる)と言われています。

’くん’までがゆるきゃらの名前で、所属は四日市市役所です。

誕生日は1997年8月1日生まれの男の子で、永遠の6歳といいます。

四日市市の名物グルメ、”とんてき”が好物で、他にはそうめんや鍋料理が好きだということです。

お父さんの大入道は、町の人を化かしていた狸を懲らしめたということで、本人もお父さんに叱られないようにしないといけないと少しは自覚はあるものの、趣味が”人をびっくりさせることと”と言うことなので、相当ないたずら好きの男の子のようです。

また、関ジャニ∞(エイト)のライブにダンサーとして出たこともあって、ダンスが上手であることもささやかれており、嵐、でんぱ組inc.の振り付けも完コピできると言うから驚きです。

お父さんのように驚かせる怖いイメージのキャラクターとは違い、市民にとってはかわいいゆるキャラのようです。

宝物はかぶせ茶、大入道、日永うちわ、コンビナート夜景と四日市の名物です。

こにゅうどうくんの組織票って不正なの?

ゆるキャラグランプリの投票は、毎日一人1回投票できるということで、市の職員はフリーメールを使って投票に必要なIDを大量に取得、職員に振り分けて業務時間中に投票をしていたというから驚きです。

こういった不正なのではという疑いがかかった経緯については、中間投票で3位になった大阪府泉佐野市のゆるキャラ「一生犬鳴!イヌナキン!」の一日の得票数が急に多くなったこと、その後のこにゅうどうくんの得票数も後を追うように数が伸びたことで、上位3位のキャラクターの投票がおかしいのではという話が出たようです。

こにゅうどうくんの出場は7年前からというゆるキャラグランプリは、昨年は4位という快挙ですから、なんとか1位を取りたいという市の職員の考えであったと思われます。

しかし、臨時職員を含めた約3700人で約2万のフリーメールアドレスを使って、一人で何件もの投票を行ったというのですから、市が”不正という認識はない”と言っても明らかに一人1日一回という投票のルールを破っていたと言わざるを得ない状況です。

同市の担当者も、熱心さのあまりいたちごっこ状態で有効IDを使用していたと言い、度が過ぎていたかもしれない、などと話していることから、実行委員会の判断によっては不正とみなされて、得票数が減ることも考えられます。

それでも、上位3位のゆるキャラにも疑惑がもたれているのですから、同委員会の判断次第で大きく順位が変わることも予想されます。

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こにゅうどうくんの組織票についてのネット(ツイッター)の反応

SNS上に投稿された中では、こにゅうどうくんの不正疑惑がかわいそうだとか、優勝したキャラクターには頑張ってほしいなど、こにゅうどうくんに対して応援する内容が多いように見受けられます。

中間投票で、素直にすごいと喜んでいる人もいるくらいで、昨年度の4位という結果を見ても人気がないというわけではなさそうです。

また、こんな形で有名になってしまうことが悲しいといった声もあることから、市は投票を呼び掛けることにもっと力を入れるべきだったと感じます。

全国あちこちのゆるキャラとも仲良くしているこにゅうどうくん、他のキャラクターの地道な活動をみて罪悪感を感じたのではないかと言う人も中にはいます。

組織票が疑われたのは、中間投票で上位3位のゆるキャラですが、こにゅうどうくんばかりたたかれていることに不満を持ち、同情をする人もいます。

また、ルールが明確化されていないのが問題であって、グレーゾーンのルールについては無視をすべきだという人もいて、来年以降のゆるキャラグランプリに影響の可能性もあります。

ただ、同市が投票が始まった8月ごろからフリーメールアドレスを取得していたことは認めており、不正ではないとの認識を示されています。

ゆるキャラグランプリ実行委員会の西秀一郎会長は、私用と会社用のアドレスからそれぞれ投票することがだめだと言う必要はないと思うと話しており、あくまでも地域活性化の手段、強制的に応援させられた人がいると言うのであれば悲しいことだと中日新聞のインタビューに答えておられます。

まとめ

市を挙げて活性化させていこうという取り組みは、果たしてどういった結果になるのでしょうか。

17、18日に東大阪市で行われる決選投票を経て結果が分かるということですが、元々子供たち向けに始まったように思われるゆるキャラも、大人の間違った方向で問題視されることが残念です。

一人1日一回の投票といわれるルールの抜け道を見つけた職員にも脱帽しますが、本来の町を活性化させるという目的のキャラクターが、こういった形で有名になるのはネット社会の悪いところと言わざるを得ないと思います。

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