長野県伊那市のふるさと納税【評判・口コミ】まとめ

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長野県伊那市のふるさと納税は、
結論から先に申し上げると、
五段階評価で例えるなら「優」の上である
最上級の「秀」となります。

それほど、多くの方から評価されています。

その根拠として、
12月5日付の日本経済新聞では、

「伊那市への16年度のふるさと納税額は15年度と比較して約3倍になる72億円で全国第二位」

となったからです。

伊那市はふるさと納税の返礼として、
最近話題の4Kテレビを30万円以上寄付した方に贈るなど、

地元には有名家電メーカーが多数、
集まっているので、
これも納税額を全国二位に押し上げた要因となっています。

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伊那市が注目される理由

伊那市には、掃除機などのダイソン、
家電では国内トップのパナソニック、
カメラのオリンパスなどの
世界的な有名家電メーカーの工場が集結しています。

それは、伊那市にふるさと納税を支払うと、
これらの一流家電が返礼として贈られる事を意味しています。

これなら、多くの方が伊那市に
ふるさと納税を希望するのも、容易に推測できます。

2016年のケースで説明すると、

  • パナソニックの32型液晶テレビVIERA
  • オリンパス 防水デジタルカメラ (STYLUS TG-4 Tough)
  • ダイソン 空気清浄機能付ファンヒーター ピュア ホットアンドクール リンク

などの人気家電が、
10~30万円程度のふるさと納税の返礼品となっています。

これらはほんの一例であり、
伊那市では5千円以上の納税から、

寄付額に応じて肉や魚介などの食料品から
家電や工芸品など選び放題となっています。

全国的に見ても、
ここまでバラエティに富んだ返礼品が
ある自治体は大変珍しいでしょう。

さらに、大人気家電という
目玉商品まで用意されているのですから、

逆になぜ全国一位にならなかったのか、
疑問に思うほどの充実ぶりなのです。

伊那市のふるさと納税に対するネットの意見!

ヤフーリアルタイム検索で調べた結果、
以下の様な意見が溢れていました。

「伊那市が家電諦めライザップ」

「伊那市ふるさと納税 RIZAP」

「日本一の健康シティー目指す」

ここだけ読むと、
なぜライザップが多く登場しているのか?

疑問に感じるでしょう。

そもそも、伊那市がふるさと納税額で
全国二位になったので話題になっていると思ったら、

ネット上の声では、
ライザップで独占されているのです。

それは、11月8日に以下のようなニュースが流れたからです。

「伊那市は、フィットネスクラブのライザップと提携し、サービスや商品をふるさと納税の返礼として提供する」と発表した。

これは要するに、
納税の寄付金額に応じて、

全国のライザップジムで
トレーニングやダイエットなどが
受けられるという、画期的なものです。

一方で、総務省から
今後は高額家電の返礼が認められなくなり
その事への焦りとも取れます。

伊那市のふるさと納税は今後どうなるか?

今までは大人気家電という大きな武器があり
ふるさと納税で全国トップクラスになりましたが、

今後は厳しい面が予想されています。

それは、
ライザップを新しい目玉としたい伊那市ですが、

厳しい現実が直面しています。

17年度の9月末時点での寄付金額は、
昨年同期比で7割減少の約2億円となっています。

このままでは、
全国の平均程度の自治体にまで落ち込む事となりそうです。

どの自治体も多かれ少なかれ、
ふるさと納税の寄付金は予算としても
かなり期待しているだけに、

今後の財政やサービスに影響を与えるのは確実です。

伊那市は特に、
ふるさと納税の恩恵を受けてきただけに
心配されています。

税金控除シミュレーション

まとめと考察

ふるさと納税で
一躍注目を集めた長野県伊那市ですが
今後はかなり厳しいと予測できます。

高額家電の返礼が国からストップされ、
挽回策としてライザップに救いを求めたのですが、

その効果は現状ではまったく出ていません。

ライザップを発表してから、
まだ一か月程度なので、
それだけの短期間で判断するのは
早すぎるかもしれないですが、

家電に注目して寄付してきた人が、
今度はライザップだからと関心を持つようには思えないからです。

ふるさと納税は、
九州や北海道などが
地元の特産品を活かして、大きく寄付額を
伸ばしてきた傾向があるので、

伊那市も家電から地元ならではの
特産品や目玉商品に切り替えないと、
今後は厳しくなってくるでしょう。

何れにしろ、
国の方針が今後覆るのは、
ほぼ不可能だと思われるので、
ライザップ以外の強力な目玉を欲しいものです。

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