師走を迎えて
世間があわただしくなってきていますが、
ここ2~3年でよく耳にする言葉として
『ふるさと納税』
があげられます。
今年はCMなんかもよくやっていますよね。
そんな『ふるさと納税』
知っているようでよく知らない人の方が
多いんじゃないでしょうか?
今回は、ふるさと納税の仕組みを
簡単にご説明させていただきます。
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ふるさと納税の仕組みを簡単に説明
ふるさと納税とは、
どういった仕組みなのかよく分からない
…という方も多いのではないでしょうか?
ふるさと納税とは、
納税という名前が付いていますが、
厳密に言うと納税というものではありません。
ふるさと納税は、
実は地方自治体に対する寄附金のことを指します。
普段、人々は現在の住民票がある
地域に住民税を納めています。
このため、その現在住んでいる
都道府県に住民税を納めていることで、
その都道府県のために使われることになっています。
しかし、自分が住んでいない都道府県や
今は住んでいないけれど、
以前住んでいた故郷、
そして旅行で立ち寄り好きな地域など
そういった応援したいと思っている土地に
自由に寄付ができる制度として、
ふるさと納税が生まれたのです。
以前から、このように
寄付をすることができていたのですが、
今になって、
こういったふるさと納税が
活用されているのには、
いくつか理由があります。
寄付をすると、
いくつかのメリットがあるのです。
それは、ふるさと納税を
することによって、
所得税・個人住民税が安くなるというメリットや、
その地域の特産品が貰えたりなどのメリットがあります。
また、応援したいと思っている地域の
発展に協力できるといったメリットもあります。
ふるさと納税の流れ
ふるさと納税の流れですが、
まずは寄付したい自治体、
欲しい返礼品などを探しましょう。
地域の特産品が貰えることになりますが、
旬の農産物や、ブランド牛、銘菓、
そして旅行などで使える優待券など、
色んな返礼品が揃っているのが特徴です。
その後、寄付を実際に申込みをしましょう。
自治体に寄附を申込むのですが、
決まったら各自治体に申込みをすることができます。
また、クレジットカードでの支払いに
対応している自治体の場合、
申込みと同時に寄付が完了となりますので、
とても簡単で便利なのも特徴です。
さらに、この際に、
ワンストップ特例制度を受けるためには、
寄附先の自治体に
特例制度の利用申請をも行いましょう。
その後、お礼の返礼品を受け取ることが必要です。
これは、自治体から指定しておいた
返礼品が届くことになりますので、
それを待つだけです。
自治体や返礼品によっては、
発送まで時間がかかることもあります。
その後、寄附金受領証明書を受け取ることになります。
これは、ふるさと納税を行った自治体から届くもので、
寄附金の領収書となっています。
この書類は、確定申告を行うために
必須の書類となりますので、
大切に保管しましょう。
同封されてくることもありますが、
返礼品とは別に、1~2ヶ月後に発送されることもあります。
ふるさと納税では、
住民税と所得税の一定の控除を
受けることができますので、
こちらの書類を添えて、
確定申告を行いましょう。
ふるさと納税の注意点
ふるさと納税では、
このように返礼品を受け取ることが
出来るのですが、
これは営利目的の通販とは
全く異なるものですので、
転売などの目的で利用を
することは避けておくようにしましょう。
あくまでも自治体の
善意の気持ちというものなので、
大切に扱うことが必要となります。
また、住民税と所得税の控除を行うためには、
こちらの寄付金受領証明書が
必要となりますので、気をつけましょう。
これを添えて確定申告を行う
必要がありますので、
忘れないようにする必要があります。
ワンストップ特例申請の受付期間は限られていますので、
こちらの期間の間に申請を行う必要があるので、
忘れないようにする必要があります。
また、こちらは寄付の数だけ申請が必要となっています。
まとめ
ふるさと納税というと、
納税をしなければならないという
イメージがありますが、
実はさまざまな
メリットが多いのだなと思います。
今は色んな返礼品もありますので、
それを調べてみるだけでもとても楽しそうです。
たとえば、
こういった地元の特産品やブランド牛、
銘菓などそういったものを食べてみたいという方にもおすすめですし、
色んな方におすすめできるのがふるさと納税だなと思います。
今は多彩なメリットがありますので、
興味のある方はトライをしてみても良いのではないでしょうか?
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