葉巻型、アダムスキー型、円盤型、UFOの形には数多くありますが三角形のUFOを初めて聞く方もいるのではないでしょうか。
今、巷を賑わしているTR-3Bのシルエットは
世間のUFO愛好家の興味を惹きつけてやまない姿です。
正三角形をしたその姿は一体どのような性能を秘めているのでしょうか。
今回は未だその全容を見せていないTR-3Bを紹介します。
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TR-3Bを生み出した”ブラック・プロジェクト”とは!?
米軍が進めてきた極秘プロジェクトとしてブラック・プロジェクトというものがあります。
これは、ブラックすなわち全てを闇に包んだ最高軍事機密を研究するプロジェクトのことです。
過去にブラック・プロジェクトの名前のもとに生産された兵器はいくつかあり、今日でも知られている革命的な兵器がその中に含まれています。
例えば、原爆製造を先導したマンハッタン計画、ステルス爆撃機であるF-117ナイトホークおよびB-2スピリット、超高高度偵察機SR-71ブラックバードなどです。
時代の最先端を行く兵器によって米軍はいつの時代でも世界トップクラスの軍事国家であり続けてきました。
このブラックプロジェクトの中で注目していただきたい兵器がオーロラという戦略偵察機です。
オーロラという偵察機は公式にはその存在が否定され、実際に生産はされていないと言われています。
オーロラは後ろに伸ばした胴体がそのまま尾翼となっており、上から見ると三角形のフォルムをしています。
このフォルムによって空気抵抗を減らし超音速の速度を実現させることができます。
オーロラの名が見つかったのは1990年のことでした。
雑誌『アヴィエーション・ウィーク&スペース・テクノロジー』がオーロラ計画という名称のプロジェクトの予算申請を1985年に行っていたことを報じたのです。
新型軍用機の研究への疑惑が深まったこの事件は開発元とされたロッキードマーチン社の否定により、いつしか騒がれなくなりました。
オーロラ計画はそのまま歴史の闇に消えたかのように見えました。
しかし、オーロラの不穏な目撃情報がその後も寄せられています。
1989年にはガルベストンキーで奇妙な三角形の機体が空中給油を受けているところが目撃されています。
また、1990年代初めにアメリカの各地で謎のソニックブーム(音速突破時の衝撃波)が観測されるようになりました。
もしも、オーロラ計画が水面下で研究されており着実に技術を蓄積していたと仮定すればどうでしょうか。
21世紀を10年以上過ぎた今の世にいつ蘇ってくるかもわからないのではないでしょうか。
オーロラのフォルムとTR-3Bのフォルムは三角形という点で共通しています。
もしかするとTR-3Bはオーロラ計画の流れをくむ機体なのかもしれません。
TR-3Bは米軍の次世代超兵器という噂も!
TR-3Bは一体どのような性能を秘めているのでしょうか。
装備のうち代表的なものを紹介していきます。
まず特筆すべきはその推進システムです。
従来の戦闘機はジェット燃料を使っていましたが、TR-3Bは小型原子炉を使用しています。
すなわち核燃料を使用することによって得た電力から4基あるプラズマエンジンを動かし、空気をプラズマ化して推進力を得ています。
なぜ従来のようにジェット燃料を使用してはいけないのでしょうか。
これは完全な憶測になってしまうのですが、宇宙での運用を視野に入れているのかもしれません。
プラズマエンジンの詳しい原理はわかりませんが、宇宙船に現用されているイオンエンジンはアルゴンやキセノンといった物質をプラズマ化し、生成されたイオンを噴射することによって推進力を得ています。
小惑星イトカワに着陸した探査宇宙船『はやぶさ』にもイオンエンジンが使われていました。
イオンエンジンのメリットとは宇宙空間でも使用できる点にあります。
ジェットエンジンは燃焼に酸素を必要とするため、真空の宇宙空間では使えません。
もしもTR-3Bにイオンエンジンが使われているならば、TR-3Bは宇宙空間の作戦行動も可能な機体であり、単独大気圏離脱及び大気圏突入が可能な機体なのかもしれません。
現用のイオンエンジンではジェットエンジンほどの推進力は出せないため、現代科学からみたらオーバーテクノロジーの技術が使われているのでしょう。
気になる武装はどういったものでしょうか。
武装についてもはっきりとしたところはわかっていません。
ただ、EMP攻撃能力を備えているのではないかとささやかれています。
EMPとはElectro Magnetic Pulseの略であり、
電磁パルスと訳されます。
大雑把に言って、電磁波のようなものと考えてください。
EMP攻撃は人体及び生物への加害力を持ちませんが、機械、特に電子部品に致命的なダメージを与えます。
EMPによる影響は核爆弾の爆発などによって起こるとされ、核爆発によって起こった電磁パルスが電子機器に過電流となって流れ被害を与えます。
つまり、電子機器がショートしてしまうのです。
1962年にジョンストン島で行われた核実験の影響でハワイで大規模な停電が起こるという事件がありました。
この時ジョンストン島とハワイでは水平距離で1400km、垂直距離で400kmも離れていましたが、街灯が消え停電が起きるなどの被害が出ています。
EMP攻撃は電力供給を止め、都市機能を確実に停止させます。
2017年9月には北朝鮮がEMP攻撃の可能性を示唆したことを覚えておられる方も多いのではないでしょうか。
もしEMP攻撃が日本に実行されれば、全ての電化製品が使用不可能になり、パソコンやスマホと言った通信機器も使えなくなり、自動車から電車まであらゆる交通機関が使えなくなります。
軍用製品など電磁シールドがされているものは影響を免れますが、それも数はたかが知れています。
社会の混乱は避けられないでしょう。TR-3Bがどのような原理でEMP攻撃を行うかわかっていません。
小型の核弾頭を使用するのか、それとももっと他の電磁パルスを発生させる手段によって行うかは分からないままです。
ただ一つ言えることは、TR-3Bを敵国の上空に飛ばす時に十中八九アメリカの勝利は決まっています。
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TR-3B蠢動!日本国内でも目撃情報あり!
TR-3Bらしき物体の最初の目撃情報は1989年にベルギーで寄せられました。
1989年11月29日に大きな飛行体がドイツまたはオランダの方向にゆっくりと低い高度で飛んで行ったと、30もの団体と3つの警官隊からの証言があります。
それらの目撃者は飛行体の形状を平べったくて三角形と形容していました。
また、1997年3月13日朝7時半から10時半にはアリゾナ州で三角形の光る飛行体がフェニックスからタクソンまでの300kmほどの距離にわたって目撃情報が寄せられています。
政府の発表ではそれはフレア(ミサイル回避用の発光弾)であったといわれ、いまだ真相はわかっていません。
もしそれらの目撃情報がTR-3Bなら、すでに実用化の目処は立っているということになります。
米軍の戦争にTR-3Bが使われる日は近いのかもしれません。
用心するべきは、米国と軍事同盟を結ぶ日本にとってもTR-3Bは他人事ではないということです。
実は2014年01月31に沖縄県那覇市上空をTR-3Bらしき発光体が飛ぶ様子が撮影され、Youtube上にアップロードされています。
世界に姿を現す日は近いかもしれない
残念ながら、TR-3Bはまだ都市伝説の域を出ない存在であり、その実在が確かめられているわけではありません。
しかし、あながち否定できるほど突飛な存在ではないところが恐ろしいものです。
現在の軍事技術の発展は目覚ましいもので、米軍は次世代兵器の研究を積極的に進めています。
ミサイル兵器を撃墜する対空レーザー車両『HEL-MTT』、電磁場を利用してマッハ6で弾体を打ち出すリニアレールガン『ゲームチェンジャー』などまるで映画の中にしか出てこない兵器が次々と現実のものになっています。
しかるべき時、おそらくはTR-3Bの鉄槌が下される時に私たちはその威容を目の当たりにするのでしょう。
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