ランと呼ばれる大型の台風21号は、勢力を維持しながら北の方向へ進んでいます。
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台風21号2017の特徴
出典:気象庁
今年は例年に比べて台風の上陸回数が少ない年との見方もありましたが、ここにきてその模様は一変。
「台風21号は今年に入って最大警戒クラスの台風」
といわれているため、万全な備えが必要です。
現在中心気圧が970hpa前後ある台風21号は、フィリピンの東の海上を北西に進んでいます。
22日(日)から23日(月)にかけて、日本列島を上陸もしくは横断する可能性もあります。
台風21号が漂う南の海上は、台風が発達する条件のひとつである「温かい温度」がまだ残っているため、今後北上するにしたがって、猛烈な台風に発達する恐れもあります。
秋雨前線が日本の南に停滞していることから、台風の上陸まえから長時間にわたり雨風ともに強まる傾向があります。
台風21号2017福岡九州地方の選挙への影響
来たる10月22日(日)は、衆議院議員の総選挙が控えています。
森友学園問題や相次ぐ北朝鮮のミサイル問題・消費税や社会保障の見直しなど、あらゆる課題満載の総選挙。次の日本をたくす清き一票を投じたいものです。
気になる福岡・九州地方のお天気ですが、秋雨前線と南からの台風の影響を受けて、選挙日前日から大荒れの予報です。
19日6時気象庁が発表した進路情報によると、22日未明には石垣島の東の海上が、暴風域に入る見込みです。
予報円がまだ大きいのですが、23日から24日にかけて福岡を始めとした九州地方に上陸・接近する可能性もあります。
選挙の日そのものは台風が九州地方に上陸する可能性は少ないのですが、台風と秋雨前線から「ダブルの湿った空気」が流れこむ影響から、10月22日(日)は1日とおして雨の予報になっています。
出典:気象庁
21(土)後半から雨が降り始め、22(日)は1日雨が降り続く見通し、雨は翌日23(月)まで長引きます。
福岡の沿岸では台風の接近にともない、強風も強まる傾向にあります。
選挙日当日は悪天候が予想されるため、時間に余裕のある方は「期日前投票」がおすすめです。
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台風21号2017福岡九州地方の進路予想
記憶に新しい9月の台風18号では、大雨と強風で大きな被害が出た福岡九州地方。
進路予想が気になります。
出典:気象庁
19日朝6時に発表した気象庁の5日間進路予想によると、九州地方に台風が最も接近する時間帯は、23日(月)の未明から24日(火)にかけてです。
現在の中心気圧は970hpaですが、北上するにしたがって勢力が強まる可能性があります。
秋雨前線が日本の南の海上にあるため、九州地方では台風が直接上陸する前の段階から、雨風ともに強まる傾向にあります。
20(金)は穏やかに晴れが予想されている九州地方ですが、台風が北上するとともに21(土)には天気が荒れ模様に変わっていきます。
衆議院選挙の22(日)も大雨の予想です。
台風の動きによっては、台風の上陸前から、日本のあちらこちらでバケツをひっくり返したような猛烈な雨が降り続く可能性もあり、厳重な警戒が必要です。
交通機関に影響が出る恐れもあるため、週末は不要不急の外出は控えておく方がベストです。期日前投票は金曜までに済ませておくことがおすすめです。
本来であれば紅葉日和の10月、数カ月まえからレジャーの計画をされていた方も多いのではないでしょうか。
行楽や旅行の予定がある方は、事故やケガのないよう、予定を変更するなど早めに対策しておくのが望ましいです。また台風の予報円がまだ大きいため、最新の情報に耳を傾けるようお願いいたします。
まとめ
9月に上陸するイメージの強い台風。
10月の秋台風は、秋雨前線が日本列島近海に停滞していることもあり、毎年日本列島に大きな被害を与えています。
油断は大敵です。日曜日は衆議院選挙も控えているため、台風21号の今後の動きがとても気になります。
週末は九州を含め全国的に大荒れの天気が予想されるため、できるだけ事前に「期日前投票」に出かけ、被害を最小限にくい止める対策が必要です。
台風の最新情報を小まめにチェックしておきましょう。
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