「こんな競技誰が考えたの!?」
っていうくらい命知らず度MAXの競技スケルトン!
私的にはリュージュよりもこっちの方が怖いんじゃないかと思っています。
今回はそんな、平昌オリンピック スケルトンの放送日程と日本代表、メダルの可能性などについて紹介していこうと思います。
スケルトンの放送日程
大会期間の中盤に3日間連続で開催されるのが、スケルトンです。
マイナー競技ゆえに、NHKや民放での放映はありませんが、冬季五輪を全面的に放映しているケーブルテレビやネット配信のJ:COM(ジュピターテレコム)は、放送する事が決まっています。
追記:NHKでスケルトンの放送が決定しました。
試合日程
2月15日(木)
- スケルトン男子Heat 1&2:10時~12時25分
2月16日(金)
- スケルトン男子Heat 3&4:9時30分~11時55分
- スケルトン女子Heat 1&2:20時20分~22時10分
2月17日(土)
- スケルトン女子Heat 3&4:20時20分~22時25分
放送予定
2月16日(金) 13時35分~14時50分【NHK】
スケルトン男子後半(録画)
2月16日(金) 15時30分~16時30分【NHK-BS】
スケルトン男子後半(録画)
2月18日(日) 12時15分~13時35分【NHK-BS】
スケルトン女子後半(録画)
2月18日(日) 15時40分~16時30分【NHK-BS】
スケルトン女子後半(録画)
スケルトンの種目とは?
スケルトンはボブスレーと同じソリ競技のジャンルとなっています。
違いとしては、とても小さなソリを滑らせるので、よりスピード感がある迫力競技となる事です。
その最高速度は140キロにも達し、とてもマイナースポーツとは思えない生死を懸けた試合なのです。
また、リュージュは仰向け状態ですが、スケルトンはうつ伏せ状態の頭を前にして滑るので、その体感スピードは、全競技で最速となる事は確実です。
コースは全長1500mほどで、そこを男女共に一人乗りでレースを行いタイムを競い合います。
種目一覧
男子
女子
以上の計2種目
スケルトン日本代表のメンバー(予想)と注目選手
1月中旬に発表される予定の代表選手ですが、現時点では残念ながらまだとなっています。
しかし、日本は男子2枠(名)を獲得しているので、前回のソチ五輪でも活躍した高橋選手はほぼ確実ですし、残り1枠も宮嶋選手が有力されています。
女子については、高橋選手同様にソチ五輪でも代表入りし、現在も活躍している小室希選手が順当に選ばれると予想されましたが、1月16日に各国への出場枠が発表され、日本は男子のみの2枠となり、女子は出場を逃す事となりました。
追記:スケルトン日本代表が3名決定しました。
男子
- 高橋弘篤
- 宮嶋克幸
女子
- 小口貴子
他の競技と比較すると、どうしても候補者も少ないですが、その分で有力選手を覚えやすい特徴があります。
男子2名のみで、順当にいけば現在33歳の高橋選手と大学生の宮嶋選手となり、この二人の活躍に期待しましょう。
スケルトンはメダルが狙えるのか? 注目すべきポイントとは!
最近のワールドカップなどを調べると、高橋・宮嶋の両選手は10位~20位台となる事が多く、その実力が反映されると平昌五輪でも同様の順位となり、メダル獲得は厳しいのが現実です。
過去の冬季五輪を振り返ると、欧米諸国がメダルを独占しています。
このままでは難しいですが、だからこそマイナースポーツ脱却も込めて、奮起を期待したいですね。
最後に一言
五輪開催が一か月をきっているのに、スケルトンに関する報道が少ないのが残念です。
日本はアイドル的な競技に人気が集中しやすいので、今回もスケルトンが大きく報道される事は少ないでしょう。
しかし、人気だけでは計り知れない魅力が隠されている事も、世の中にはあるのです。
今回は残念ながら、女子の出場枠がゼロになりました。
これは非情な宣告であり、女子日本代表は2002年ソルトレークシティ五輪から前回のソチ五輪まで、連続で女子も出場していたのです。
それだけに、今回も当然1枠を確保していると思っただけに、この出場できない結果を受け止められません。ぜひ、男子2名には女子代表の無念を晴らす事を期待します。