お子様が学校に在籍している限り避けられないPTA活動。
小学校のお子様をお持ちの方は、PTAの役員決めは小学校のうちだけだと思っていらっしゃるかもしれません。
でも実は高校になってもPTAの係り決めは続きます。長い道のりです。
振り返ってみればかつて自分が高校生のとき、親はPTA活動なんて本当にしていたのか、その記憶は曖昧です。
自分の子どもにさえ、その活動を認識してもらえないのに保護者はそれでもなんとか時間をつくってPTA活動に参加したり、事情を話してPTA役員を断ったりしているのです。
ここまで親もしているのだから、高校生といえどもお子様のことに時々は口を出してもいいでしょう。親ってすごい!!
今回は、子どもが高校生の場合のPTA役員の断り方について、考えていきましょう。
子どもが高校生のときのPTA役員断り方など
子どもが高校生になっても、PTA役員決めってあるのでしょうか?
PTA活動は、子ども小学生や中学生に参加するものというイメージが強いのではないでしょか。でも、高校でもPTA活動というのは行われています。
ただどの程度、活発にPTA活動が行われているのかは学校や地域によります。PTA役員とは、名ばかりで大きな行事のときのみ活動するということもあるでしょう。
子どもが大きくなれば、共働きの家庭の割合も増えますので、忙しい保護者が多いため、活動内容によってはPTA役員決めが大変難しくなることもあります。
高校のPTA役員決めはいつ行われているのでしょうか。
高校は、自宅からも遠くなりますし、保護者も子育てがひと段落していますので何かと忙しくなっています。
保護者が高校に来校すること自体が少ないですよね。
そのため、PTA活動の係り決めは、保護者が全員揃う入学式の日に行われることもあります。
しかしながら入学式当日は時間も限られていいますので、後日また集まらなくてはいけないこともあります。
いずれにしても、役員決めという理由だけでは保護者はなかなか集まってくれませんので、説明会などのついでに行われることも多いです。
PTA役員を断りたいとき、どうすればいいのでしょうか。
先ほどいいましたように、入学式当日に話しあわなくてはいけない場合には、事前に役員決めのアンケートなどが配布されることはありません。
そのため事前に役員辞退のお願いなどはすることができませんので、その際にはその場での直接話し合いになります。
断るときは、はっきりと!しかし失礼な言い方は避けましょう。
高校生のときには子どもの住んでいる地域も広範囲になりますし、保護者同士が顔を合わせることは少なくなります。
そのため、断わりたいときにはうまく理由をいえれば、はっきりと断りたい旨を伝えてしまってかまいません。
もちろん、あまり顔を合わせないからといって、「時間のある方がやればいい」というような失礼な言い方は避けましょう。
ときには「うそも方便!」断るには理由が必要です
断るには理由が必要です。
どうしても断りたいときにはできない理由をどう伝えるか考えてみてください。
子どもが高校生にもなると自分の親の介護が始まっていることもあります。
他の保護者から介護を理由にPTA役員はできないといわれることもあります。
本来、嘘は好ましくはありませんが、子どもが高校生で知り合いの親がいない場合には、嘘がバレてしまうことは少ないです。
断るためには「うそも方便」。少し大げさに伝えるなどして、PTA役員は引き受けられないという姿勢を貫きましょう。
もし知りあいがいれば、PTAの役員決めについて、聞いておきましょう。
たいてい高校で進路もバラバラになってしまうことが多いので、同じ高校の先輩保護者を探すのは難しいものです。
しかし、高校は違ってもPTA役員決めが同じように行われることもありますので、年上のお子様をもつ知り合いの方がいれば、ぜひ、高校での役員決めについてお話しをきいてみてください。
役員経験者が立候補してくれることも!
高校生の保護者の中には、小学校や中学校でPTA役員も経験した方ももちろんいます。
PTA役員の経験者であれば立候補のハードルも低いでしょう。
もし引き受けてもいいといって下さる方がいれば、お願いして感謝を伝えましょう。