青森市議選で初当選した山崎翔一氏(28歳)が、ツイッターに匿名で差別的な投稿をしていた事が問題となり、波紋を広げています。
11月1日には、本人が謝罪の言葉を述べたがそれだけで済まされず、5日午前に謝罪会見を開き、そこでは謝罪と釈明に追われました。
山崎翔一ツイッターで「年金暮らしジジイ」と差別発言!
10月28日に投開票が行われた青森市議選で、初当選した無所属新人の山崎翔一氏(28歳)が、ツイッターの裏アカウントでは侮辱や差別的な発言を何度も繰り広げていた事が判明しました。
その中身は、以下のような酷い差別表現のオンパレードとなっています。
- 「年金暮らしジジイを舐めすぎ 平日の役所窓口で罵声叫んでるのだいたい爺さん」
- 「片腕落として障害者雇用」
- 「ゴミの研究してる修士生の望む就職先が 楽して稼げる 女性は職場にいらない 海外勤務なし 単純労働だから、完全にゲイ男優になりたいってことを遠回しに言ってるってわかった」
- 「そういえば、デリー行きの電車に乗った時、おかまの物乞い来たな~。札束めっちゃ持ってたけど」
現在判明しているのは以上ですが、他にも調べるといくつも出てくる感じがします。
これらは8月下旬から10月までの発言なので、遡れば他にもあるのではと、予想ができます。
匿名である事を隠れ蓑にして、ツイッター上に投稿を繰り広げていたのは、議員の人格や品格としてどうなのでしょう?
11月5日午前、青森市で記者会見を開いた山崎氏は、
「不適切な投稿で多数の方に不快な思いをさせ、誠に申し訳ございません」
と謝罪を述べた。
本人は不用意に発言を繰り返したと理解を求めて、差別的な意味がないと意図を否定した。
また、
「任期を全うして、不快な思いをさせてしまった方に報いたい」
と、辞める意思がない事を明らかにしたのです。
この記者会見内容により、某有名掲示板やツイッターなどは大いに荒れ、早く辞めるように求める声で溢れています。
また、本人のツイッター画像が拡散されるだけでなく、経歴や学歴などの情報も広まっています。
山崎翔一青森市議の経歴・学歴
山崎翔一氏のプロフィールとなります。
- 氏名:山崎翔一(やまざきしょういち)
- 年齢:28歳(平成2年生まれ)
- 出身地:青森市
- 学歴:佃中学校、青森戸山高校、早稲田大学
- 職歴:ITエンジニア、青森市議会議員
- 婚歴:独身(?)
- ツイッターアカウント 本アカ:@AomoriYamazaki
- 裏アカ:@zakiyamaaaaa ※裏アカは現在非公開
以上が、ネット上に出ている山崎氏の個人情報となります。
地元が青森市で高校まで育ち大学入学で上京し、そこで就職したのが分かります。
家族構成や結婚歴などは不明ですが、独身ではないかと言われています。
根拠として、結婚しているなら議員になる前後で、情報が出てもおかしくないからです。
また、ツイッターでも奥さんや子供に関する書き込みがない事から、独身と予想されます。
退社を切っ掛けにして地元に戻り、一念発起して市議会選挙に出たら運良く初当選したのに、今回の差別発言で4年の任期を全うするのは難しくなったと思われます。
最新情報として、プロフィールとは関係ありませんが、山崎氏のスマホのホーム画面に、出会い系アプリ「タップル」のアイコンが写り込んでいて話題となっています。
一部では、イケメン新人議員と呼ばれている事あり、本人もその気が強いのでしょう。
現在は山崎氏の女性関係の噂などはまだ出回っていませんが、このままでは時間の問題ではないでしょうか?
山崎翔一青森市議の処分はどうなる?
今後に関しては、本人は直接記者会見の場で、辞任する意向が無いことを表明しました。
よって、当面は辞任をする事はないと思われます。
しかし、最近はネットを切っ掛けにして炎上や辞任に追い込まれる事も多いので、謝罪と辞任をしたからと言って、このままでは済みそうにもありません。
山崎氏が辞めないと居座っても、青森市の住民がリコールに動けば、署名を集めれば、是非を問う住民投票が行われる事になります。
これだけ、高齢者をバカにする書き込みをした議員に対して、辞任を迫らない判断をする住民はまったくいないでしょう。
何より、青森市は高齢者が多いので、そこでいくら軽はずみな行動だと謝罪をしても遅いからです。
今回は許される内容ではないと、誰もが思いますよね。
青森市議会としては、周辺住民や世論の声が強まれば、黙って看過する訳にはいきません。
最初は、山崎氏に自ら辞職するように促しますが、それでも頑なに拒否すれば、次は本会議での除名を要求するからです。
除名が成立すれば、山崎氏は否応なしに失職となり、議員をクビになります。
問題は、除名は最も重い処分という事です。
その前に、出席停止・陳謝・戒告の4種類があります。
除名以外は、クビにはならないのです。
また、仮に除名になっても、山崎氏が不服の場合は知事に審決を求める権利も残されています。
流石に、現状では若い山崎氏が知事審決を求める事はないと思いますし、求めても何の実績もない新人の問題議員を引き留める判断をするとは、到底思われません。
まとめ
山崎氏の差別発言は、現代の若者らしい、先の事がまったく見えずに考えられない点が出てしまったと思います。
これは、若者全てを否定する訳ではなく、常にSNSを利用しているので、自分の言葉を重みや影響力をまったく考えないのでしょう。
本人としては、大半の差別書き込みは議員になる前だから、問題ではないと思っているのでしょう。
だから、記者会見を素早く開き、謝罪と続投を表明したのです。
ですが、これは根深い日本の問題を全て浮き彫りにしていて、中身が「高齢化」「性差別」「貧困」となっています。
謝罪をしても、これらに属する人々が日本の大多数を占める事を分かっているのでしょうか?
有名大学を卒業し、20代で市議会議員に当選した勝ち組という驕りがあるなら、その知性や品格の無さにまったく鈍感なのも、恐ろしいものです。