NHK札幌放送局が、オウム真理教から改宗した宗教団体「アレフ」に関する住民インタビューの音声データを、アレフ側にメールとして誤送信した事が発覚しました。
その住民インタビューの中身は、アレフ施設の周辺に暮らす住民6人分で、NHK側が対応と謝罪に奔走している。
NHK札幌放送局がアレフに住民の音声誤送信!
11月1日、NHK札幌放送局の担当ディレクターがオウム真理教の派生団体でる「アレフ」に、周辺住民6人のインタビュー音声データをメールにして、誤って送信してしまった事が発覚しました。
事の詳細は、アレフ施設の周辺で暮らす住民6人に対して計2時間半分のインタビューを行い、その中身を文字おこしをしてもらおうと、外部業者に対して録音データがダウンロードが書かれたメールを送信した。
その際に、同僚にもメールを送ろうとした際、アレフ広報室も含まれていて、結果として誤送信する事になってしまった。
担当ディレクター曰く、同僚とアレフ広報室のアドレスが似ていたという不注意から、間違って送信したと謝罪している。
翌日2日、発生した事態に気が付き収拾するよう動いたが、住民6人の内に4人とは連絡が取れていなく、またアレフ側とも同様に連絡出来ていない。
現時点で、インタビュー動画がアレフ側にダウンロードされた確証はないが、SNSなどでも騒動に対して不満が募り、混乱を静めるのは難しくなっている。
NHK札幌放送局は、「再発防止に努める」と謝罪の言葉を出しているが、これだけでは済みそうにありません。
それは、過去にオウム真理教は坂本弁護士一家殺害など、凶悪犯罪に関与しているので、今回の一件が重大事件に発展する恐れがあるからです。
一部からは、担当ディレクターやNHKの謝罪だけでは済まないと、より重い処分を求める声が出ています。
今後がどのようになるか分かりかねますが、まずは残りの住民4人への謝罪とアレフ側と早急に連絡を取り合う事が求められています。
アレフ誤送信のNHK札幌の担当ディレクターの名前は?
今回の騒動はかなり盛り上がっているので、あちこちで犯人とされるNHK札幌放送局の担当ディレクターが誰なのか? その名前が何というのか? 噂されています。
その肝心のディレクター名ですが、私が調査したところでは、残念ながら流石にまだ出回っていません。実力不足でごめんなさい。
しかし、ディレクターとは「(番組)制作責任者」を意味しています。
NHK札幌放送局に何人ぐらい在籍するのかは判断ができませんが、最低数十人はいると思われます。
そこでNHK札幌の番組から、アレフを取材するような内容を扱うものとなると、情報系やバラエティ系、スポーツ番組などが外れます。
すると、ニュースやドキュメンタリー系となるので、そこで過去にもアレフに関係する取材を行ったディレクターが怪しくなってきますよね。
また、年代としても30~40代の男性なのでは? という少々乱暴ですが、このような推測もできます。
すると、数十人が何人かに絞られてくると思います。
担当ディレクターについてネタ不足となったので、最後にアレフ施設がどこにあるのか調べてみました。札幌市には二か所存在するようで、その一つが名称は「アレフ北海道道場」、住所は札幌市白石区で、もう一つの住所は札幌市豊平区となります。
となると、このどちらかの周辺で暮らす住民6人にインタビューを行った事が分かり、さらにNHK札幌放送局とも距離がとても近い事も判明しました。
担当ディレクターの処分はどうなる?
今回の「アレフ住民インタビュー流出騒動」ですが、今後の展開はまったくどうなるか予測が尽きません。
と言うのは、現時点ではまだ事件や事故が起きていないので、NHK札幌放送局が謝罪した事で収めようとしていますが、仮にアレフ側が行動を起こすようなら、担当ディレクターを首にしてすむ問題ではないからです。
しかし、その一方で、あれだけの国内最悪の凶悪事件を起こしたオウムの残党が、再び事件をするのか? という疑問もあります。
また、インタビュー内容も分からないので、仮にアレフ側に対する誹謗だとしても、その程度は言われる事に慣れていると思うので、それを再確認したところで、事件に発展するのか? 疑問が尽きませんが、公安などは過去にアレフへの立ち入り検査を行っているので、周辺住民の方はその不気味さに日々怯えているのが、想像できます。
担当ディレクターが起こした行動は、アレフに対してあまりにも軽く見た行動故の失態だと思われます。
だから、もしアレフが何事もしなくても、担当ディレクターが出世コースから外されたのは、間違いないでしょう。
そして、札幌放送局から島流しのように、より地方へと飛ばされていくと思われます。
万が一、住民に対して危害が及ぶような事があれば、ディレクターとしての職務を今度はまっとうできないどころか、自ら退社を申し出てもおかしくありません。
その前に、ネットやSNSで、このディレクターの名前が発覚するようになれば、炎上や祭りという騒動になり、NHKに対しても苦情の声が殺到するでしょう。
まとめ
今回の騒動を知り脳裏に過ったのは、坂本弁護士一家殺害事件と同じ放送局であるTBSが過去に起こしたトラブルです。
オウム、そしてアレフというのは、テレビ局と何かしらの騒動を定期的に起こす団体なのだと、思いました。
現在、アレフの信者数は全国に約2000人程度で年々増加していて、さらに札幌は最も多く約300人の信者が集まっているそうです。
他県に暮らすと、その事実を知らないので、改めてみると恐ろしい状態が続いています。その中で、今回はあまりにも軽はずみな行動だったと言えないでしょうか?
音声(録音)データと発表されているので、どうやら「音声のみ」のようですが、これが動画インタビューで顔も判明できるようなら、インタビューに応じて批判を繰り返した住民の方は、今後の人生は生きた心地がしないのではないと思うと、このディレクターには猛省どころか、行動で反省を示してもらいたいものです。