PTA役員の仕事内容まとめ

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小学校には必ずあるPTA活動。その規模はさまざまです。PTAというのは全員加入が基本というイメージありますよね。

あまり知られていませんが本来、加入は任意の団体です。

そうはいっても実際には参加しないわけにはいかないPTA活動ですが、取りまとめている役員のみなさんはどんなお仕事をしているのでしょうか?

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PTA役員のお仕事

PTAの顔である会長

会長は表にでる役割なので、お仕事のイメージもしやすいのではないでしょうか。

入学式、卒業式、また運動会などでPTAの代表として挨拶します。

在籍児童や生徒が500人いれば、その保護者と合わせて行事では1000人以上の前で挨拶しなくてはいけません。

そんな多くに人の前で挨拶するのは絶対無理と感じる方も多いことでしょう。

でも、入学式、卒業式などの式典ではあらかじめ紙に書かれたものを式辞として読むだけですし、その他の行事でも長い挨拶は迷惑がられるので、基本的に手短に話すだけでOK。人の前に出て話すことが一番のお仕事です。

副会長は3人?!

実は副会長と一言にいっても、役割によって大抵3人ぐらい副会長がいます。

校内をとまとめる副会長地域との連携していく副会長他校と交流を深めるための副会長などです。

PTA役員をまとめるのは会長のようなイメージありますが、会長は顔として時々参加するだけで、校内の副会長が、実際の活動を全てまとめていることも多いです。

PTAというのは保護者と先生が加入しよりよい活動を実現していく団体ですので、校内の副会長は、先生を取りまとめている副校長先生と連携をとりながら活動を進めます。

地域と連携していく副会長は、長年続いている地域のお祭りなどのお手伝いもPTA代表として参加します。

他校との交流を促す副会長は、近隣校とPTA活動について話し合うための会議に出席し、交流のための他校とのスポーツ大会などを開催します。

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お金の管理は会計!

会計の仕事はお金の管理です。PTA活動は、会員から集める会費で運営されています。

会費については、規約ではっきりと定められているところが多いです。児童や生徒だけでなく会員である先生からも集金しています。

まず4月に予算会議を開き予算案を作成します。

大抵5月ごろにPTA総会というものがありますので、そこで予算案が承認されればその年度の予算が決定し、集金できます。

基本的には予算案に組み込まれ、会員に承認されたものでなければPTAからお金を出すことはできません。

3月末で〆て会計報告書を作成し、次年度の総会で報告します。ただ、6年生は3月で卒業してしまいますので6年生の会員向けに2月締めの会計報告書も作成します。

また、一年を通じて、領収書の内容を確認して通帳からお金を出金します。帳簿を作成し、それぞれの項目ごとに予算内に収まっているか、金額に間違いがないかチェックしていきます。

書記

書記は、文書を作成し印刷するお仕事です。

校内で行われる委員会や総会ではボイスレコーダーを使用しながら内容をまとめたりもします。基本的にはパソコンで書類を作成する作業ですので、役員の中ではなかなか学校に行けない人でも引く受けやすい役職です。

PTA活動ではメールなどの活用もされていますが、いまだに紙でお知らせすることがたくさんあります。印刷、資料づくり、またその印刷物をクラスごとにわけたりします。

まとめ

とにかく大変そうないイメージのあるPTA役員ですが、その役割によって一緒に参加するものもあれば、個々に取り組むものもあります。

もし「PTA役員になってもいいかな」と少しでもお考えでしたら、ぜひご自身の得意なことを担当してください。前で話すことは苦手でもパソコン作業なら苦にならないという人もいるでしょう。そんな人には会長より書記が向いていますよね。

PTA役員になりますと頻繁に学校に足を運びますので、普段の学校の状況がよくわかります。役員になって子どものこと、学校のこと、先生のこと、もっと知ってみませんか。

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