PTA役員の断り方 母子家庭の場合まとめ

Pocket

母子家庭でとてもPTA活動に協力している時間がないという方も、いらっしゃることでしょう。

PTAは、本来は任意の団体で、自由に加入したり脱退したりできるものです。

とはいっても長く続いてきたPTA活動なので、PTA会費で卒業証書を入れる筒を記念品として購入するのが慣例になっているなど、学校の活動と深くつながってしまっているのが現状です。そのため、なかなかPTAをやめるということまではできませんよね。

母子家庭の場合にはPTA役員をどのように断ればいいのでしょうか?

スポンサーリンク

母子家庭の方のPTA役員の断り方

断れるかは、学校によって異なる

母子家庭は、母親一人で父親の役割もしなくてはいけないわけですから、PTA活動をしている時間がありません。

どこまでの家庭状況だと役員を免除されるのかは学校によって異なります。母子家庭が非常に少ない学校であれば、「母子家庭だったら仕方ない」と役員を断る理由として認められることが多いです。

ただ、シングルマザーが多い地域で、シングルマザーでも役員を務めた前例がある場合には、認められない学校も中にはあるでしょう。

子どもと話し合いの場を持とう

とくに離婚した直後で名字を変えない場合、母子家庭であることが友達にも知られていないこともあります。

その場合、子ども自身は複雑な思いを抱えていることも多く、気持ちの整理がつくまでは母子家庭だと友達に知られたくないこともあります。

母子家庭ということを理由にして役員を断るためには、母子家庭であると多くの方に伝え、断る理由として納得してもらわなくてはいけません。

子どもに無断で公表することなく、一度お子様に相談してみてください。

スポンサーリンク

事前に、役員決めの担当者に相談する

母子家庭といっても、同じPTA会員という意味では平等です。

そのため、もちろん実際には役員は引き受けられないとしても、役員決めの話し合いの場に参加しなければいけないこともあります。

絶対に引き受けられないが話し合いの場には言った方がいいのか、相談してみるのもいいでしょう。

選挙管理委員や学級代表委員といった役員決めの担当になっている人がいますので、その方に相談してみましょう。

引き受けられないことを冷静に具体的に説明

感情的に「自分は大変だから」ということを役員決めの際に協調しすぎてしまうと、自分のことばかり考えている自分勝手な人という印象になってしまいます。

介護をしながら共働きというような別の色々な理由で、役員を引き受けられない人がいるということも忘れないようにしましょう。

役員決めの際は、協力したい気持ちはあるという面も伝えると〇!

役員決めの際には母子家庭のため、役員を引き受けられない旨は正直に伝えましょう。

その一方で、その他の委員や係りなど、少ない時間でもできる範囲では協力したいと思っていることを伝えると反感をかうことが少なくなります。

役員決めの際のくじ引きのときには、くじ引きの前に一言いっておく

学校によっては、最後どうしても決まらないとくじ引きになることがあります。くじを引く前は、当たる確率も低いし大丈夫と思っていても運が悪いともちろん当たってしまうこともありえます。

ただ、当たってしまった後にできないと言い出すと問題視されることが多いです。話すのは勇気がいる場合もありますが、くじ引きの前に一言話しておきましょう。

担任の先生に事前に相談するという手もある

担任の先生は、生徒の家庭状況を資料で母子家庭という状況は分かっていますが、そのことを勝手に公表できない中でPTAの役員決めについて、先生の方からなにか助言してくれることはまずありません。

頼りになりそうな先生でしたら、ぜひ事前に相談してみましょう。

保護者が直接いうよりも、先生を通じて役員決めの担当の係に事情を伝えてもらうと、役員の選考から免除されやすいかもしれません。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする