ハレの日である卒業式は家族にとって特別な日です。
普段、着物を着ていない方も、卒業式はぜひ着物で参加されてはいかがでしょうか?
とくに40代以上の方には着物をとくにおすすめしたいですね。
日本においては若さが必要以上に評価されがちですが、着物の世界は違います。
着物というのは年齢を重ねた女性にこそ似合う装いです。
30代のママの着物の姿はフレッシュですがすがしいものですが、40代以上の方の凛とした着物姿にはかないません。
卒業式に着る着物はレンタルがおすすめ
普段、着物をきる機会の少ない方のために、今は着物のレンタルもとても充実しています。
ネットから申し込むだけで、簡単に自宅に送ってもらえます。
また、着物には草履や着物用のバックなど、小物も和装用のものが必要です。
さらに、長襦袢など着物の下に着るものも準備しなくてはいけません。レンタル店では、一式まるごとレンタルするプランがありおすすめです。細かい小物などもが全部レンタルでき安心かつ経済的です。
※上の画像の着物の詳細はこちら
卒業式に着る着物のレンタルはいくらぐらいかかるの?
着物は当日の着付けやヘアセット代などもかかりますので、着物のレンタル代はできれば少しでも抑えたところです。
お得なものですとセットで1万円からあります。
レンタルの場合、レンタル代の違いにはそれなりの理由があります。
例えば、最高峰の本加賀友禅の訪問着などはレンタルでも最低5,6万円はします。このあたりはどの程度こだわりたいかにもよりますね。
本加賀友禅は、購入すればそれこそ100万円以上することもあります。それを5万円程度で着られるというのは考えようによってはとてもお得といえるのかもしれません。
反対に、安いレンタル着物が絶対に駄目ということもありません。
着物にも、洋装と同じように似合うものと似合わないものがありますので、自分の肌に似合う色味を選べば素敵に着こなしできます。
自分が気に入って納得できるものが一番です。
着物レンタルなら汚れても安心
着物レンタルのいいところは使用後のクリーニング代も料金に含まれているところです。
残念ながら卒業式当日が雨になってしますこともあります。
高価な着物を着ていると、天候が悪いときは汚れが気になってしまいますが、レンタル着物は使用後はそのまま返送すればいいだけです。お手軽ですね。
着物のクリーニング代は意外と高額です。通常5千円~1万円程度は見ておく必要があります。染み抜きなどお願いする場合にはさらにクリーニング代がかかることもあります。
着物選びは色々なルールがあって大変
振袖だったらもっているという方もいらっしゃると思いますが、振袖は未婚の女性が着用する着物です。
どんなに地味な柄でも、子どもの卒業式などには着られませんのでご注意ください。
その他にも着物にはさまざまルールがあります。
卒業式に着る着物としては訪問着、や色無地などが一般的ですが、その柄も何でもよいわけではありません。
桜の柄などは季節の先取りになり3月の卒業式にはふさわしいですが、もみじ柄は秋のものですし菊などのお花の柄は冬向きなので、3月の卒業式には合いません。
また帯にしても金糸が入っているものは留袖向きで豪華すぎる場合があるなど、細かいルールをあげればきりがありません。
レンタル店で卒業式に出席するママ向けとなっている着物を選べば、プロの方が選定したものですので間違いはありませんよ。
まとめ
卒業式は、家族にとってのハレの日。
とくに子育ての多くを担ってきたママにとっては特別な時間です。
着物はそんな特別な日にふさわしい格式高い装いです。
ただし普段着慣れていない方は必ず着付けはプロにお願いしてください。
地域に密着している着付けもできる美容院であれば、卒業式の朝は営業時間外でもたいてい対応していただけます。
今は着物のレンタルも充実していますので、ぜひ上手にレンタルを活用してみてくださいね。
※上記のレンタル衣装のサイトはこちら