謝恩会の主役はなんといってもお世話になった教員の先生方です。
保護者側もどんな服装がいいか迷うものですが、会の主役である教員の先生方は、どんな服装がふさわしいのでしょうか?
謝恩会に服装は自分で判断!
謝恩会において教員、とくに卒業生の担任の先生というのは主賓ですから、会を企画している保護者の方から服装を指定されることはありません。
先生側の自由です。そういう意味では立場上は何を着ても許されるといえます。
謝恩会を出席した経験のある先生に要相談
やはり、先生についてのことは同じ職場の先生にきくのが一番です。
服装のこと以外にも、謝恩会の色々な思い出をきくこともできるかもしれません。また謝恩会は学校や地域によってさまざまですので、前任校で謝恩会に出たことがある場合でも一度確認しておくと安心です。
また、単学級でない場合には卒業クラスの担任同士どんな服装がいいのか、一度話しあっておきましょう。
保護者の目線で考えますと、卒業担任同士の服装が統一されておらずバラバラですと、普段からコミュニケーションがうまくとれていないのかと心配になります。
卒業式後にそのまま謝恩会をする場合
謝恩会については、卒業式後にそのまま同じ場所で行われる学校と、日を改めて行われる学校があります。卒業式後に行われる場合には、先生が謝恩会用の服装にきがえる必要はありません。
実際に、卒業式後も先生は忙しいものです。クラスで最後のお話をしたり、最後に忘れ物がないか確認したり、体調が悪い児童がいればその対応もしなければいけません。
また、女性の卒業担任であれば卒業式には、華やかな袴で出席されることが多いと思います。
男性の先生もいつもと違った凛々しい正装姿です。
保護者の気持ちとしては、ぜひそのすてきな姿の先生と子どもの晴れ晴れしい表情を、写真におさめたいものです。ぜひ着替えずに卒業式の服装のまま謝恩会に出席してください。
卒業式とは別の日に謝恩会が行われる場合
ホテルなどの外部施設での開催、また正装と指定されている場合を除いて、先生の服装はスーツで十分です。
目安としては、学校で行われる研究発表会のとき、スーツなどを着用されると思いますがそのくらいの服装で大丈夫です。
普段は学校では動きやすいジャージ姿。謝恩会もジャージで出席していいでしょうか。
先生には、それぞれの先生によって個性がありますので、とくに体育が専門の先生であればジャージ姿が一番似合う先生もいます。
ただ、謝恩会の服装としては、やはり少し改まったスーツなどが一番ふさわしいですね。
謝恩会担当の保護者は、謝恩会に向けて長い場合は一年かけて準備しています。謝恩会は特別な日です。
その日のために準備してきてくれた保護者の方への敬意を示すためにも、きちんとした印象のある服装で出席しましょう。
卒業担任以外の先生は、何を着たらいいの?
謝恩会は、今までお世話になった教員の先生方全員に感謝する会です。
しかしそのなかでもやはり主になるのは卒業担任の先生です。
服装で、卒業担任以外の先生が、卒業担任より目立つというのはおかしな印象になります。
卒業担任の先生も決しては派手な恰好をされるわけではありませんから、その他の先生は、地味な色やデザインを選ばれると無難です。
まとめ
学校で大きなトラブルがあった場合には保護者の方も色々な思いがあるかもしれませんが、基本的に保護者は、先生のことを慕っているものです。
保護者は、先生自身が感じている以上に先生方に好感をもっていますし、その先生方と思い出をかえれることができる謝恩会を楽しみにしています。
謝恩会の開催に協力してくれた保護者の方に、敬意を示すためにも、清潔感のある身だしなみで謝恩会に臨みましょう。