陸上ファン、
駅伝ファンのみなさんこんにちは!
北風ビュービュー、
本当に寒くなってきました。
さていよいよ、
今週日曜日は全国高校駅伝2017の開催ですよ。
クリスマスイブに
高校生日本一が決定するなんて、
なんだかドラマチックですよね。
しかし今のところ、
12月24日の京都の天気予報は曇りのち雨。
降水確率60パーセントです。
いや~、雨だけは勘弁してあげて~!!
節に節に願います。
たくさんてるてる坊主作らないといけないいですね!
そんな今日は
全国高校駅伝2017の福岡代表
東海大福岡のメンバー&注目選手に
迫ってみたいと思います。
スポンサーリンク
常勝大牟田高校をやぶった東海大福岡
まず福岡と言えば、
真っ先に思い浮かぶ高校は
なんといっても大牟田高校ですね。
それもそのはず、
福岡大牟田高校は県大会を31連覇中なんです。
もはや無敵の大牟田高校。
大牟田高校に勝てる高校は出てくるのか?
私もずっと思ってました。
もう福岡からは、
大牟田高校以外出ないだろうと。
しかしそんな大牟田高校を破り、
みごと初優勝に輝いたのが
東海大福岡です!
優勝タイムは2時間09分06秒です。
そして惜しくも32連覇を逃した大牟田高校は、
3位でタイムは2時間10分14秒でした。
主力選手2名を欠いた今回の戦いは、
本当に苦しかったと思います。
東海大福岡のこの快挙は、
まさに福岡の新しいを作りました。
素晴らしいと思います。
しかし全国的にも
年々留学生をメンバーに入れて
チームの強化をはかる学校が増える中、
あくまで留学生に頼らない方針で
連覇し続けてきた大牟田高校は、
大変な評価に値するのではないでしょうか。
東海大福岡のメンバー&注目選手
それでは福岡大会をみていきましょう。
1区「小田部選手(3年)」
まずは1区から。
東海大福岡の1区は3年 小田部選手。
大牟田などの先頭集団について
粘りの走りを見せるも、
ラスト4キロ地点を過ぎた辺りから
徐々に遅れをとりました。
それでも自分なりの走りを崩さず、
なんとか3位でタスキをつなぎました。
しかしトップとの差は20秒。
なかなかの差がついてしまいました。
かたや32連覇を目指す大牟田は、
1位とわずか3秒差で2区にタスキを渡しています。
2区「中野選手(2年)」
東海大福岡の2区は2年中野選手。
中野選手も区間3位の走りをし、
順位は変わらず3位のまました。
大牟田も順位はこの時点で
2位のままでしたが、
1位との差は10秒に開いてしまいました。
3区「キムンゲ・サイモン選手(2年)」
そしていよいよ3区。
ここが各チーム勝負どころです。
東海大福岡3区は、
5000メートルを13分台という
ケニアからの留学生
2年キムンゲ・サイモン選手。
昨年は右足骨折で出場できなかった
キムンゲ・サイモン選手は、
その悔しさを力にかえ素晴らしい
走りをみせました。
3キロ付近で2位大牟田を抜き去り、
その勢いのまま4キロ付近では
1位福岡大附大濠を抜き
1位に躍り出ました。
その後もぐんぐん差を広げ、
この時点で2位の自由が丘とは
1分以上の差をつけ4区にタスキを渡しました。
スポンサーリンク
4区「守田選手(3年)」
4区は 3年守田選手。
決して東海大福岡は
サイモン選手だけに頼るチームではない
と証明する走りで、みごと区間賞をとりました。
5区「川添選手(2年)」
5区、2年川添選手も守田選手に続く
素晴らしい走りで区間賞をとり、
後続との差を広げました。
6区「小林選手(2年)」
6区、2年小林選手もなんとか力を振り絞り
区間3位で通過順位1位のまま
アンカー3年石松選手へタスキをつなぎました。
7区「石松選手(3年)」
1位と2位とのタイム差は
この時点でも1分以上あります。
アンカー石松選手も
これだけのリードをもらい、
気持ちよく走れたことでしょう。
区間3位の記録で、
福岡に新しい歴史の1ページを作りました。
絶対王者 大牟田高校を破る快挙に、
スタンドからは大きな歓声と惜しみない拍手が
東海大福岡に送られました。
東海大福岡メンバーの予選成績&タイム
区 km 選手 学年 タイム
1区 10 小田部 (3) 30:52
2区 3 中野 (2) 09:00
3区 8.1075 サイモン (2) 24:29★
4区 8.0875 守田 (3) 24:53★
5区 3 川添 (2) 08:33★
6区 5 小林 (2) 15:32
7区 5 石松 (3) 15:47
(★は区間賞)
とんでもない快挙を果たした、
東海大福岡高校。
5日後の都大路ではどんな戦いを見せてくれるでしょうか?
非常に楽しみです。
素晴らしい走りを期待しています。
がんばれ 福岡代表 東海大福岡高校!
スポンサーリンク