PTA役員になると、色々なことに協力しなくてはいけませんよね。
ときには広報から挨拶文の原稿を依頼されることもあります。
そんなにかっこいい内容の挨拶文は思いつかないけれど、せめて人並み程度には書きたいという方も多いことでしょう。
今回は、PTA役員に依頼される挨拶文の書き方のコツなどを紹介したいと思います。
PTA役員の挨拶文を上手にかくコツ
どんなふうに掲載されるのか知っておく
PTA役員の挨拶文といっても、校内で配布されるものなのか、他校と一緒に掲載される配布物かによっても、書くべき内容は違います。
校内のみで配布されるもので、多くの記事の中の一つとして小さく掲載されるものであれば、それほど構える必要もありません。
失礼な内容でなく常識的な範囲であれば、多少おもしろい表現であってもむしろ興味をもって読んでもらえるでしょう。
他校にも配布されるものは、真面目すぎるぐらいでちょうどいい!
他校と一緒に掲載され、多くの学校で配布される、また地域の方の目にも触れる印刷物であれば、少し真面目すぎるかなと思うような内容でもちょうどいいことが多いです。
他校の方が真面目な表現をされている中で、自分だけくだけすぎている表現をしていると、学校自体の印象が悪くなってしまうことがあります。
人柄が伝わる文章で好感度アップ
人柄を伝えるためには、少し個人的なことも書いてみましょう。
三人の子どもの親の○○ですが~、家でとかげを飼っている○○ですが~、などの形で自己紹介をいれてもいいでしょう。
また、長年続けている趣味や今夢中になっているものについて、一言書いてもいいですね。
挨拶文を読んだ、同じ趣味の人から声をかけてもらえることもあります。自分の好きなものについて公表してみることで、交流がうまれます。
マイナス面については挨拶文にはかかない
役員として活動を実際始めると色々な不満も出てくるとは思いますが、それを挨拶文に書くことはやめておきましょう。
PTA役員の挨拶文というのは、「PTA活動はやってみるとけっこう楽しいものだ」というメッセージを保護者に送る機会でもあります。
挨拶文に少しでもマイナス面を書いてしまうと自分だけでなく、PTA役員全体の印象が悪くなってしまいます。
仕事内容について紹介する
挨拶文には、PTA役員がどんな仕事を担当するかPTA会員に知らせる役割もあります。
PTAの仕事が始まっている場合には具体的にどんな作業をしているのか紹介しましょう。
多くの保護者の中には役員を引き受けてもよいかなと考えている方もいらっしゃるでしょう。仕事の内容がわかると立候補もしやすくなります。
役員になって良かった点について
大変なイメージばかりがつきまとうPTA役員ですが、意外と向いていて、とても楽しく参加できることもあるでしょう。
知り合いが増えた、苦手意識のあったパソコンが使えるようになった、参加できないときには他の役員が交代してくれるなど、役員になったからこそわかった役員の良さを挨拶文で紹介できるといいですね。
文量についてはしっかり確認しておきましょう
挨拶文は長くかけばいいものではありません。
他の役員が簡潔にまとめているのに自分だけ長い文章ではかっこ悪いものです。
また、他の役員に比べて短すぎる場合も逆におかしいので、もし依頼されたものよりも長い文を載せたい役員がいたら同じくらいの長さになるように調整しましょう。
基本的には広報から依頼された字数ピッタリの原稿を用意しましょう。
文章を考えるのがとにかく苦手だったら
PTA役員は文章を考えるのが得意な人ばかりではありません。
文章を考えるのは苦手だけれど、人前で話すのは得意だという人もいます。
ネットで検索すると具体的なPTA役員の挨拶文が出てきます。
自分がいいと思った挨拶文を参考にして、今の自分に合わせた内容に書きかえれば、あっという間にすてきな挨拶文の出来上がりです。
ただ、他の役員の挨拶文や昨年の挨拶文をほとんど真似することはやめましょう。よく読んでいる方にはわかってしまいますし、真似された人もいい気分はしないものです。