ヤン会長がニワトリにボウガン!パワハラビンタがヤバすぎる!

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韓国の企業、韓国未来技術の会長ヤン・ジンホ氏が、元従業員に平手で暴行を加える映像が、同国のネットメディアで報じられ、物議を醸しています。

生きた鶏にボウガンを放てと強要するなどのパワハラが問題になっています。

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ヤン会長がニワトリにボウガン!ってどういうこと?

ヤン会長については、部下の社員に対し、生きているニワトリにボウガンを打ち、殺すように命じる光景が報じられています。

また、自らニワトリを空中に放り投げ、それを部下に日本刀で切らせようとする狂気じみた現実も明らかになっています。

ニワトリは叫びながら、逃げ惑っていて見るに堪えない光景でした。

そして、動物をいじめるのをためらっている部下に対し、罵声をあびせて、早くそれを行うように強要する姿も報じられています。

いわば、動物をいじめることを、会長という自らの権力・権威をもって行わせる、パワーハラスメントというべきものです。

これらの行為は、道義的、社会的に強く非難されるべきもので、宥恕の余地はないものですが、韓国における動物愛護法では、これらの行為に対する罪はどうなっているのでしょうか。

まず、第3条(動物保護のための基本原則)では、

「動物は、痛み、怪我、病気に悩まされない」

「動物は恐怖や苦痛から解放されなければならない。」

とされ、ヤン会長の行為が、これらに反することは明らかです。

また、

「動物を首吊りにしたり、他の残酷な方法を用いて殺すこと。」

「故意に餌、水を与えず死なせること。」

なども禁じられており、動物虐待行為に対しては2年以下の懲役、2000万ウォン(日本円でおよそ200万円)以下の罰金がかされる事になっています。

彼は部下に対するビンタやパワハラなどとは別に、これらの動物虐待に対する罪を負わなければならない可能性もあります。

ヤン会長のビンタの内容

韓国メディア「打破」が報じたところによると、ヤン会長は、ほかの職員が見ている公衆の面前で「WeDISK」の元開発者の元男性従業員を何回も平手で叩いたとされています。

ヤン会長は、元男性従業員に対し、執拗に暴行しながら「謝れ」「責任を負え」「死ね」などの暴言をあびせ、これを見ていた従業員も、これを止めなかったとされています。

従業員は、会社の顧客掲示板にヤン会長に関連したコメントを記載し、それがきっかけになったと語っています。

中央日報によれば、この動画は、従業員による隠し撮りなどではなく、会長自ら、これを撮影させたそうです。同社関係者は、この映像は会長が社内のカメラマンに撮らせ、会長はこれを「記念品」にしたと語っているようです。

被害を受けた元男性従業員は、もともと2012年から2013年にかけて同社に勤務していて、2015年4月、同社の顧客掲示板に「ヤン・ジノ1」というIDを用いて書き込みを行い、これに会長は激怒。

その後男性は会長から電話で謝罪するように言われ、会長のもとを訪れた際に今回の一件が起きたとのことです。

記載のコメントは

「すべてに誠実に臨めば年俸バンバン上げてやる」

「今も昼夜を問わず働きながら苦労が多い。昼夜逆転で働いているが、どこへ行ってもこれほどの給料はもらえない」

などのもので、被害男性は「コメントがこれほどの暴力を受けなければならないものだったのか、まだ理解できない」と語っています。

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ヤン会長のパワハラがやばい!

ヤン会長は、社員の髪という、自己決定に基づくべきものを、自らの好きな色に染めさせ、それも物議をかもしています。

元社員によれば、会長は、そのときの気分で、髪を強制的に染めさせるのだそうです。

会長が、赤や緑など髪の毛をさまざまな色に染めた社員とともに写真に納まる光景も、ネットで報じられています。

ソーセージを食べているときに、「この色いいな」と、社員の色を紫色に染めるように命じたこともあったのだとか。

これらの、社員に対する平手打ちなど暴行・脅迫、髪の色を会長の好きにさせるなどのパワーハラスメント、鶏などの生きている動物に対する虐待などの事件が、ネットメディアで大々的に報じられると、会長は、とうとう声明を出し、謝罪せざるをえない状況に追い込まれました。

「もともと、会社の組織をうまくまとめるべきだとの考えから始まった。」

「私の行動により、多くの方を傷つけたことについて、その誤りを深く悔いています。」

「私は、未来技術の会長など、全ての職から直ちに退き、今後も社員に影響を与えるいかなる職にもつきません。再び社員に傷を与えないようにします。」

こうして、ヤン会長は、自らの不祥事の責任をとって、会長職を辞することを突然発表したのでした。

11月2日、これまでのメディア報道を受け、平手打ちによる暴行の現場となったオフィスに、警察が入りました。

暴行や強要の疑いで、関係する場所10箇所以上に家宅捜索を行い、ヤン会長自身からも事情聴取がなされる見込みです。

まとめ

ネット報道を契機に発覚した今回の不祥事は、ヤン会長の勤務先オフィスなど、関係先の家宅捜索と、一大事に発展しました。

あらためて、ネットメディアの影響力の大きさを感じました。

ニワトリを日本刀やボウガンで殺傷するなど、常軌を逸した行為は、彼が莫大な富を得た会長職であり、自身は何よりも偉いと感じた故の、慢心と甘えによるものだったのかもしれませんが、いうまでもなく、絶対に赦されないことです。

今後、捜査の進展とともに、事実がさらに明らかになり、しかるべき処分がされることを祈っています。

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