謝恩会を成功させる一番のポイントは、一番の目的は先生に感謝する会であるということを心がけた上で計画し進めていくことです。
そして、謝恩会の目玉ともいえるのが「謝恩会の出し物」です。
今回は、できれば感動的な会にしたいと考えている謝恩会担当の方に、おすすめしたい出し物を5つ紹介します。
1、 スライドショー
スライドショーは、思い出の写真をスクリーンなどの映し出し、思い出を振り返るものです。
よく結婚式などでも行われていますが、感動できるという点で、スライドショーは謝恩会で間違いなしの出し物です。
スライドショーは、基本的に思い出の写真の画像データとそれにあわせて流す音楽さえ揃えられれば、準備は決して難しくありません。
家のパソコンを使用して準備できますので、謝恩会の打合せに仕事などで顔が出せない方でも協力しやすい出し物です。
ただ、注意すべきは写真選びです。子どもが同じ回数で平等に出てくるようにきちんと調整する必要があります。
回数だけでなく、あまりにも一人の子が大きく写っている写真はふさわしくありません。
クラスなどでも差が出ないように、念には念を入れて確認しましょう。
2、 ビデオレター
スライドショーと合わせて、感動的な出し物として外せないのがビデオレターです。
このビデオレターでは、過去にお世話になった先生などから、卒業に向けてのお祝いのメッセージをいただき映像で流します。
自分が大好きだった先生の姿を久しぶりに見れる、先生からの温かいメッセージを自分の節目にきけるというのは、子どもにとって大きな喜びです。
ビデオレターについては、もちろんより多くの先生からメッセージがもらえるといいですが、先生のご都合やご事情もありますので、全員の先生にメッセージをもらうことを目標にしなくても大丈夫です。
メッセージのいただく先生の人数が少ない場合には、その事情を話して少し長めにお話しをいただくようにしましょう。
3、 合唱
練習時間さえめどが立てば、簡単に感動的な雰囲気が出せるので、合唱はおすすめしたい出し物です。
謝恩会の全体的な構成としては、やはり最初にゲームや余興でも純粋に楽しめるものをやり、最後に合唱するというような流れがいいですね。
合唱はどんな曲にするかが一番大切ですが、感動という点では今流行っている流行曲である必要はありません。
「さよならぼくたちのようちえん」という曲はゆったりしたメロディーで覚えやすく、幼稚園の謝恩会にはおすすめです。
4、 踊りの発表
踊りについては、保護者が踊ってもいいですし、保護者と子どもで一緒に踊ってもいいです。
ダンスについてクオリティーは求めないにしても、やはり練習時間というのは必要です。
練習時間の確保が難しいと最初からわかっているのに、強引に踊りに決めてしまうと後々苦情が出ます。
トラブルに発展してしまうことがありますので、注意が必要です。
また、衣装をそろえるなら黒い服がおすすめです。
黒い服は、みんなで着るとそろってみえますし、誰でも一着はもっているので、新しく購入しなくても大丈夫なことが多いです。
感動的な会にするためには曲は慎重に選びましょう。
また、長い曲だと練習が大変なので、できるだけ短い曲にするか、一部分だけ使用するなど、練習時間に合わせて工夫しましょう。
5、 ゲーム
どちらかというと、ゲームは感動的な雰囲気を出すものというよりは、盛り上がるためにするものですが、方法を工夫すれば感動なゲームにすることも可能です。
謝恩会はこれまでの成長を感じられるとホロっとくるものなので、小さいころの写真当てゲームはいかがでしょうか?
赤ちゃんのころなどの写真を用意してもらい、トランプを引くようにその場で引いたものを映し出しお友達の名前をみんなで当てます。
誰が引かれるかわからないドキドキ感がいいですよね。