台風21号2017大阪近畿地方への影響は？米軍の進路予想

10月22日に控えた衆議院選挙の週末から
週明けにかけて日本列島に最接近する見込みの台風21号。

大阪近畿地方の影響を中心に、
気象庁と米軍のJTWC
(米軍合同台風警報センター)
の進路予想を紹介します。

気象庁の予報図から推測すると
大阪近畿地方に台風21号が最も接近するのは
23日(月)午前中と思われます。

現在の台風21号の位置ですが、
気象庁の予報では、
10月19日午前10時30分時点で、
台風21号はフィリピンの東側海域に位置しているようです。

時速15kmのスピードで
北北西の方向へ向かって動いており、
日本列島への上陸の可能性があるようです。

この時点での強さは「強い」レベルにとどまっています。

そして、台風21号は
10月20日(金)~
10月21日(土)午前9時にかけては、

フィリピンの東側海域から日本の南側海域
へと北上する見込みとなっていますので、
せめて平日には台風には日本に来てほしくないですよね。

なお、10月22日午前9時の時点では、
台風21号の強さは「非常に強い」レベル
に達しながら日本の南側海域に位置しており、

予報円の中心は北緯25度20分、
東経131度00分と予想されています。

そして予報円の半径は310kmとなっており、
暴風警戒域は全域480kmと予想されています。

この台風21号の動きにともなって、
あたたかく湿った空気が流れ込んで前線が活発化し、

日本の本州へ台風21号が接近する前の時点から、まとまった雨が降る可能性があります。

では、10月19日発表の
JTWC(米軍合同台風警報センター)の
台風21号の進路予想図を紹介します。

引用：JTWC(米軍合同台風警報センター)

19日(木)の21時にはフィリピンの東をゆっくりと北に進み、

22日(日)の朝には沖縄の東側に位置し
23日(月)の朝には台風の中心が近畿地方の北
24日(火)の朝には関東地方から東北地方に達する見込みです。

大阪近畿地方に最も接近するのは
23日(月)早朝の見込みです。

台風21号は大型で、
強い台風であると気象庁が発表しました。

中心気圧は970hPaで、
最大風速は秒速35メートルとなっているようです。

そして最大瞬間風速は、
秒速50メートルとなっています。

また、風速が秒速25メートル
となっている暴風域は、
台風の中心から90kmの範囲となっており、

風速が15メートルの強風域は、
台風の中心から南側は800km、
北側は560kmとなっています。

今後はさらに規模が発達していくと予想されており、
10月22日午前9時の時点では、

台風21号の強さは「非常に強い」レベルに達して、
日本の南側海域に位置すると予想されています。

台風の周辺海域では
「しけ」から「大しけ」となる状況となっていますので、重大な警戒が必要です。

日曜日に台風21号が大阪近畿地方に
接近して大雨が降ったら、
ほとんどの人は外出を嫌がりますよね。

強風のなかで強い雨が降ってきますから、
外出せずにずっと自宅にいたいと思うのが人間心理だと思います。

また、悪天候の場合には、
支持政党を持たない有権者や、
支持する立候補者を持たない有権者は、
投票を棄権してしまうと言われています。

過去の投票率をみても、
投票日が悪天候の日は投票率が低いです。

過去の悪天候の事例では、
組織票を持った政党や、
根強い支持者を持った立候補者が当選を勝ち取っています。

今回の衆議院選挙の投票日に、
台風21号が大阪近畿地方に上陸してきた場合には、
自公有利の展開が予想されます。

逆に悪天候の場合、
不利になると思われるのは日本維新の会です。

日本維新の会の大阪府議会議員は
自民党出身者が多いですが、それでも支持者の多数は無党派層です。

その無党派層が悪天候によって投票をしない可能性がありますよね。

台風21号の上陸は、自公に有利に働くと予想できますね。

大型の強い台風が接近してきて、
大雨が降ったら選挙の投票へは行きたくありませんよね。

しかし、投票に行かないことによって
自分の考えとは異なる政策を主張する
立候補者が当選してしまったら、後悔するしかありませんね。

今では気軽に期日前投票を
することができますから、

大雨の日に投票する気が無い人は、
天気が良い日に期日前投票をされることをお勧めしたいと思います。